ククレカレー(まろやかカレーの定番です)

3.0
スポンサーリンク

時代に流されない変わらない味

ハウス食品の「ククレカレー」は大塚食品の「ボンカレー」同様に発売から、半世紀を超えて愛され続けるカレーです。しかし最近は店頭で見かけることも少なくなり、ネットでは「どこで売ってるの?販売中止?」などの声もあるようです。探してみたらドン・キホーテで見つけ久しぶりに食べてみました。

まろやかさは健在でした!

辛さは辛口・中辛・甘口の3種類です。辛口(ハウス食品の辛さレベル5段階では、辛口が真ん中の3です)スパイス感やカレーの刺激をほとんど感じない風味です。子どもから大人まで穏やかな味を堪能できます。(コンビニ限定の大辛は最近は見かけないかも)

ククレカレー

まろやかな味
すりおろしリンゴと玉ねぎなどの野菜が溶け込んだカレーソースに、柔らかすぎるくらいのジャガイモの食感は、最高にまろやかな味です。わずかな記憶しか残っていませんが、学校給食で食べたカレーの味に近いかも・・久しぶりに食べ懐かしさを感じました。

食品諸表

  • 内容量:180グラム
  • カロリー159kcal
  • 袋のままレンジで加熱が出来ます。
  • 店頭価格:130円~150円

ククレカレーの「ククレ」は、「調理いらず」を意味する英語の「クックレス」が語源となっているそうです。

発売は1971年(昭和46年)

レトルトカレーの先駆けとなった大塚食品の「ボンカレー」から3年後の1971年に発売されたということです。最初のCMは和田アキ子さんが起用されています。その後キャンディーズが出演し、年末に流れたCMで「おせちもいいけどカレーもね!」というセリフを覚えている方もいると思います。

この年には日清食品の「カップヌードル」、サンヨー食品の「サッポロ一番塩らーめん」、コカ・コーラの炭酸飲料「スプライト」が発売されています。またマクドナルド日本1号店が東京銀座に上陸しています。前年には「大阪万博」が開催され、翌年には沖縄の本土復帰がありました。

その他の出来ごとを調べてみると・・
  • 「仮面ライダー」第1作目のテレビ放送開始
  • 円変動相場制移行(それまでの為替レートは1ドル360円の固定でした)
  • 流行歌としては、小柳ルミ子さんの「わたしの城下町」、加藤登紀子さんの「知床旅情」、尾崎紀世彦「また逢う日まで」、ジローズの「戦争を知らない子供たち」、森進一さんの「おふくろさん」など。今も歌い継がれる名曲が多いですね。
歴史の長いカレー

大塚食品の「ボンカレー」は1968年(昭和43年)の発売です。またレトルトカレーではありませんが、即席カレーとしては「オリエンタル 即席カレー」が1945年(昭和20年)に発売されています。同カレーのレトルト商品は1969年(昭和44年)の発売です。

昭和から続く缶コーヒーの味も素晴らしい!

日本で最初に発売された「UCC缶コーヒー」をはじめ、発売から30年以上の定番コーヒーをまとめています。 昭和缶コーヒー

吉日カレンダー