「荒子観音寺」の円空仏を拝観

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「円空」一刀彫の仏像1,256体

尾張四観音のひとつ名古屋市にある「荒子観音寺」には、江戸時代初期の修験僧であり数多くの神仏像を造像した「円空=えんくう」の一刀彫を拝観することができます。

円空仏

[目次]

円空と木彫仏像

「円空」は今から約390年前の江戸時代の初期(寛永9年=1632年で第3代将軍「徳川家光」の時代)に、美濃国(現在の岐阜県南部)に生まれ、「伊吹山(滋賀・岐阜)」や「大峰山(奈良県)」で山岳修行を重ねたのち、北海道から関西地方まで行脚しながら、数多くの神仏像を造像した修験僧です。一刀彫と呼ばれる木彫りの仏像は円空仏と呼ばれ、生涯に12万体を造像したと伝えられています。

造像は衆生(人々)の平穏を発願(ほつがん=神仏への願い)が込められています。国内に現存する円空仏は約5400体とされ、このうち1,256体が「荒子観音寺」に祀られおり、国内では最多ということです。観音菩薩から不動明王像、さまざまな天神など多様な仏像を拝観できます。

拝観の感想

祀られているのは境内の本坊内です。安置されているスペースは狭いながら、大小さまざまな木彫仏像を拝観できました。また円空についての説明を受けることができます。

仏像の写真撮影が禁止のため掲載することができませんが、それぞれの仏像は400年近い歴史を感じさせてくれます。また表情は穏やかな印象が多く木彫の温かみを感じます。

円空仏

円空仏
上記の写真は「荒子観音寺」の円空仏ではありませんが、同じ円空の作で「龍泉寺」所蔵の写真です。「荒子観音」に安置されている円空仏は様々で大きな不動明王像、数センチの阿弥陀如来像までたいへん多くの仏像を拝観できます。

拝観日は毎月第2土曜日

  • 拝観は毎月第2土曜日の午後1時~4時です。
  • 境内の本坊内に受付があります。
  • 拝観は有料で500円です。(2024年2月現在)

筆者が参拝した2月の第2土曜日は、拝観時には20名ほどの方がいらっしゃいました。午後1時~4時の間に複数回の分けて説明を行っているようで、全体ではさらに多くの方々が訪れているようです。

荒子観音の円空仏
▲本坊の入り口

円空仏彫刻や円空研究

同寺院では「円空彫刻木端の会」会員の方々の彫刻教室も行っているということです。見学は行いませんでしたが、本坊内の教室には多くの方が木彫を行っていました。

木彫教室
▲上記はイメージ写真です。

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