福生院(袋町お聖天)毘沙門天を祀る

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福生院(勝運・財運の毘沙門天)
Fukushoin

[目次]

袋町お聖天(毘沙門天の霊場)

福生院=ふくしょういん」は名古屋市中区錦二丁目にある真言宗の寺院です。正式名は「如意山 福生院」で、袋町通にあるため「袋町お聖天=ふくろまちのおしょうてん」とも呼ばれ親しまれています。平日であったものの、多くの参拝者がいらっしゃいました。

福生院のあらまし

ご本尊は「大聖歓喜天=だいしょうかんぎてん」で仏教における守護神のおひとりです。また「なごや七福神」の毘沙門天を祀っています。寺院の始まりは1386年(室町・南北朝時代)とされ、現在の場所には1617年(江戸時代初期)に移転されたと伝えられています。

福生院(名古屋市中区の袋町)

多くのオフィスビルや商店・飲食店が並ぶ中区錦二丁目(伏見・丸の内・栄地区に隣接)にあり、同じく栄の繁華街に近い「萬福院」とともに、平日も参拝者が多い寺院です。

毘沙門天のご利益・真言

「毘沙門天」は四天王・十二天に数えられる仏教における神様。四天王として祀られる場合は「多聞天」と呼ばれています。仏法を守護するといわれています。勝運・商売繁盛・財運の願いなど現世利益を授けるといわれています。

七福即生の毘沙門天

  • 勝運
  • 財運
ご真言オン ベイシラマンダヤ ソワカ

御朱印

福生院(毘沙門天)の御朱印

納経料は300円(2024年1月現在)受付は16時までのようです。2024年4月1日(月)より御朱印の納経料が改定されるということです。(名古屋七福神の霊場は共通で500円になる見通し)

境内の写真

境内は狭いものの、毘沙門天をはじめ十二支守り本尊、お稲荷さま、不動尊、弘法大師(空海)像など多くの神々が祀られており、一度の参拝で多くの願いを届けることができます。ビジネス街の中にあり商売繁盛や立身出世を求め、参拝する人が多いということです。

毘沙門天を祀る御堂(福生院)
毘沙門天を祀る御堂(写真左の像は弘法大師です)

不動尊

毘沙門天の像(福生院)
「毘沙門天」と「不動尊=不動明王」のお姿は似ていますが、毘沙門天は古代インドの神で守護神の役割ということです。不動明王は密教の五大明王の一尊で、その中心となる明王。大日如来の化身ともいわれており、障害、困難を乗り越えるお力を持つとされています。

出世大師

出世大師(袋町お聖天)
出世大師は弘法大師(空海)の像です。

愛染明王

愛染明王(あいぜんみょうおう)(袋町お聖天)
「愛染明王=あいぜんみょうおう」は、真言密教において”恋愛・縁結び・敬愛”を司る明王とされています。

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十二支守り本尊

十二支守り本尊(福生院)

稲荷社(商売繁盛の願い)

稲荷社(福生院)

秋葉大権現

秋葉大権現(福生院)
山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神さま

縁結びの金のわらじ

金のわらじ(福生院)
お堂の横には、縁結びの願いを叶えてくれる「金(かね)のわらじ」が置かれています。福生院の説明は次の通りです。

縁は異なるもの味なもの。むかしから金(かね)のわらじで、三国一の婿殿、嫁女をと探し求めてきました。お聖天様は陰陽和合の福伸様で縁結びの守護神でございます。どうか一心にわらじをなでて、良縁をお授かりください。

本尊は大聖歓喜天

「大聖歓喜天=だいしょうかんぎてん」。大聖は歓喜天と呼ばれる神の称号です。仏教での天界(六道における最上)にすむ守護神とされ、象の頭をもつお姿が多いということです。(本尊はお堂の中に鎮座されています。今回写真は撮影できませんでした)

福生院では「お聖天さま」と呼ばれ、縁結びの神とされています。

ご真言オンキリク ギャクウンソワカ
福生院の案内図

所在地は愛知県名古屋市中区錦二丁目5-22です。

名古屋市営地下鉄の鶴舞線の「丸の内駅」5番出口からは5分ほどですが、改札から出口までは距離があります。東山線の「伏見駅」からだと徒歩5分~10分くらいです。周辺道路は交通量が多いため事故に注意が必要です。境内は狭いエリアに多くのお堂が建っており、スマホ等で写真を撮影される場合は、ぶっかったり、段差での転倒事故に注意が必要です。さくさんの御賽銭箱が置かれており、参拝される際は、小銭を多く用意したほうが良さそうです。

Googleマップ[表示]

おもな年中行事・イベント

公式サイトから

毎月7日は「なごや七福神縁日」、28日は「不動明王大護摩」が行われています。

  • 新年大浴油供:元旦より7日間
  • 節分豆まき・星まつり:2月の節分
  • 稲荷大祭 :3月15日
  • 弘法大師御祥当:4月21日(ひと月おくれ)
  • 花まつり:4月1日~8日
  • 盆施餓鬼 :8月16日
  • 七五三祈祷:11月15日
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Summary in English

This temple is dedicated to Bishamonten, one of Nagoya’s seven gods of good fortune. It is said to bestow worldly benefits such as luck in victory, prosperity in business, and fortune.

From Marunouchi Station on the Nagoya City Subway Tsurumai Line, it is about 5 minutes. From Fushimi Station on the Higashiyama Line, it is about a 10-minute walk. The surrounding streets are busy, so be careful of accidents. Also, the temple grounds are a small area with a hall, so when taking pictures with your smartphone, be careful of accidents involving falls.

なごや七福神めぐり
恵比寿
(商売繁盛)
大黒天
(開運・招福)
弁才天
(芸事・福徳)
恵比寿様 大黒天様 弁才天様
笠寺観音 宝珠院 辯天寺
毘沙門天
(勇気・財福)
福禄寿
(幸福・長寿)
寿老人
(健康・長寿)
毘沙門天様 福禄寿様 寿老人様
福生院 萬福院 興正寺
布袋尊
(縁結び)
布袋様
大須観音

参拝を予定される場合は、大安や一粒万倍日、天赦日などの吉日を選ぶと良さそうですね。2024年のラッキー・デーをまとめています。「七福神おみくじ」を設置しています。

般若心経の全文と音読

 

 

吉日カレンダー