3分で知る新紙幣の「渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎」の功績

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2024年7月3日に一万円、五千円
千円札が刷新されます

前回の2004年から20年ぶり刷新ということです。各紙幣の肖像に採用された3人について、どんな偉人だったのか、功績などを3分で分かるように超簡単にまとめています。また詳しく知るための関連リンク(印刷局や各偉人の公式サイトなど)をリンクしています。

[目次]

1万円札は渋沢栄一

渋沢栄一
▲渋沢栄一の像

現在の福沢諭吉から変わります。

1840年(江戸時代末期)に現在の埼玉県深谷市に生まれ、幕末から明治・大正・昭和の初め(91歳没)まで活躍した官僚・経済人。とくに経済人として近代日本経済の発展に貢献し、”近代日本経済の父”と呼ばれ多方面で非常に大きな功績を残された方。

(1)どんな人?

明治政府の官僚を務めたあと、現在の「みずほ銀行」や東京証券取引所、日本製紙、東京ガス、多くの鉄道会社など、生涯に関わった企業は約500社ともいわれています。また医療や文化・娯楽、外交といった幅広い社会分野の発展にも尽力された。

(2)渋沢栄一の生家

渋沢栄一の生家
▲渋沢栄一の生家

(3)より詳しく知るには(関連する外部リンク)

5千円札は津田梅子

津田塾大学
▲津田塾大学

現在の樋口一葉から変わります。(女性としては2人目です)

(1)どんな女性?

1864年(幕末の時代)に東京(現在の新宿区)で生まれ、明治初めには日本初の女子留学生として渡米。その後、女子教育の先駆者として女子英学塾開く。のちの女子大学である「津田塾大学=1900年創立」につながっています。(64歳没)

(2)より詳しく知るには(関連する外部リンク)

千円札は北里柴三郎

北里柴三郎の銅像
▲北里柴三郎の像

現在の野口英世から変わります。

(1)どんな人?

1853年(幕末の始まり)に熊本県で生まれ、破傷風菌の純粋培養、ペスト菌の発見など医学の発展に貢献。「近代日本医学の父」とも呼ばれる医学博士。(78歳没)

(2)より詳しく知るには(関連する外部リンク)

過去の肖像画人物(1951年以降)

2千円札は省略しています。

2004年以降

  • 1万円札は福沢諭吉(従前どおり)
  • 5千円札は樋口一葉(2004年~)
  • 千円札は野口英世(2004年~)

1984年以降

平成の紙幣

  • 1万円札は福沢諭吉(1984年~)
  • 5千円札は新渡戸稲造(1984年~)
  • 千円札は夏目漱石(1984年~)

1951年以降

昭和の紙幣

  • 1万円札(1958年~)と5千円札(1957年~)は聖徳太子
  • 千円札は伊藤博文(1963年~)
  • 500円札は岩倉具視(1951年~)

500円硬貨は1982年(昭和57年)に登場しています。

新紙幣の発行に関わる注意点

新紙幣が発行されても旧紙幣が使えなくなるわけではありません。刷新にともない、紙幣の交換などを口実とした詐欺などの犯罪も心配されます。最新情報は警察庁のページなどで確認し、十分な注意が必要です。

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