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今年(2022年)の恵方は北北西(視力の弱い方向け・音声ブラウザ用)

このページは視力の弱い方向けに、イラストや写真を省きテキスト(文字)のみで掲載しています。テキストサイズも大きくしています。音声ブラウザ等をお使いの方に、聞き取りやすい形式です。
令和4年の「節分」は2月3日(木)
恵方巻を食べる時の方位は北北西
2022年(令和4年)の恵方は「北北西のやや北」で、スマホアプリやコンパスで確認する場合は345度の方位角です。
「節分」の夜にその年の恵方を向いて、願い事を思いながら恵方巻を無言で食べると万事に吉となるそうです。
歳徳神(としとくじん)様は、陰陽道でその年の福徳を司る歳神(としがみ)様で、恵方はその年に回座される方位です。つまり今年の歳神様は北北西のやや北(十支は「壬=みずのえ」の方)にいらっしゃるということですね。歳神様のいらっしゃる方向に向かって事を行えば、何事も順調に進むといわれています。
ちなみに陰陽道(おんみょうどう)は、中国古代の宇宙観や世界観を起源とし、日本独自に発展した占い体系のひとつ。また日本の占いでは節分の翌日である立春(今年は例年通り2月4日)から、その年の運勢の始まりとしている場合が多いようです。
恵方巻の召し上がり方
「節分」の夜に、その年の恵方に向かって無言で願い事を思い浮かべて、丸かじりするのが習わしと言わています。(太巻きのまま包丁で切らないのは、縁を切らないという意味合いがあるそうです)また太巻きには7種類の具材を使うとされています。
その数は商売繁盛や無病息災を願って七福神に因んだもので、福を巻き込むと意味付けされています。コロナ禍が続く中、早くに感染が収束に向かい平穏な日が訪れるよう願いたいですね。
喉に詰まらせないように!
太巻き寿しを丸かじりすることは、日常では少ないと思います。ついつい大きな口を開けて、がぶり・・なんてことも。一度に多くの量を喉(のど)に通しがちです。
太巻き寿司のシャリ(お米)は、普段食べるご飯より固い場合があります。
- 小さな子どもやお年寄りでは、お米や具を喉に詰まらせることもあります。
- 温かいお茶などを用意して、いつでも飲めるようにしましょう。
- 立った状態で喉に詰まらせた場合は、姿勢を少し後ろに反らせることで、喉の通りが良くなる場合があります。
- 手をしっかり洗ってから食べましょう!(コロナ禍が続く今年も念入りにですね)
節分の豆まきについて
節分の日は昔から大豆を撒く「豆まき」の風習もありますね。季節の変わり目に生じる邪気を鬼とみなし追い払うことで、一年の無病息災の願いを込めています。そして翌日の「立春」は新しい暦の始まりです。
豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べると良いそうです。また自分の年齢より1つ多く食べると体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがある地域もあります。外に豆をまいた後は、鬼が家の中に入らないようにドアを早く閉めると良いそうです。
数え年とは・・
生まれた年を1才とし正月を迎えるたびに、年齢をひとつ重ねる数え方です。
(大晦日に生まれた赤ちゃんは、翌日の元旦には2才)
例えば2月3日の時点で満年齢が20歳であり、誕生日を迎えていない場合(4月が誕生日など)は数え年で22歳になります。
簡単な数え方は・・
- その年の誕生日を迎えていない人:満年齢+2歳
- すでにその年の誕生日を迎えた人:満年齢+1歳
福茶を飲もう!
「福茶=ふくちゃ」とは、お正月や節分などに飲まれるお茶のこと。起源は平安時代ともいわれ、その年の邪気を払うとされています。
お茶に入れるもの
- 梅干しと塩昆布
- 豆まきの大豆が食べきれなかった時は、お茶に3粒入れて飲むと良いそうです。
- 恵方巻を食べる時に用意しておきましょう。
- 茎(くき)の入った茶葉でお茶を入れ、茶柱が立つといいですね!
2月4日は「立春」です。この日から新しい暦が始まります。また日本の占いなどでは、立春を区切りとして、その年の運勢を占うことが多いようです。