KENWOOD(JVC)「CLX30」
操作性が良くGoodな製品
おすすめできる製品です!
今まで使っていたコンパクトステレオが壊れたので、手元に置いてラジオやCDを聴けるコンパクトステレオを探していたところ、量販店で見つけて購入しました。
スペック・機能・外観など
- スペック:20W
- 大きさ:370mmx115mmx210mm
- 電源はAC100Vのみです。電池は使えません。
※型番がCLX-35の製品(色がブラックは、現在は販売されてないようです)
機能
- CDとFM/AMチューナー、MP3音源が聴けます。
- SDカードとUSBが使えます。(CD・ラジオの録音・再生ができます。)
- iPod/iPhoneのUSB接続に対応しています。
- ハイレゾには対応してないです。
- Wi-Fiも非対応です。
写真
高級感はないけど、オーディオ機器らしい外観ですね。最近は操作性を犠牲にして、高級感を演出する製品が目立ちますが、CLX30実用性を重視したデザインです。
CDも上部カバーを開けて水平に置くタイプで使いやすいです。FMアンテナは最近では少なくなったロット式ですね。
前面パネルに操作ボタンが集約されています。ボリュームボタンだけ右側スピーカーの上部です。液晶も見やすいです。
メディアの挿入口も前面にあります。左から、SDカード、USB、D・AUDIO、ヘッドホンジャックです。
D・AUDIOって何?って調べたら、デジタルオーディオプレーヤーの接続ができるそうです。私は使っていません。
ヘッドホン(イヤホン)ジャックが前面にあるのは、たいへん使いやすいです。ヘッドホンをよく使うため気に入っています。
デザインを優先するあまり、背面や側面にある製品が目立ちます。
※最近ではヘッドホンジャックを省略した製品もあります。
価格は?
販売価格は「楽天」や「amazon」などのネット販売では、1万5千円くらいからです。私は量販店で買ったので2万円くらいでした。コスパは非常にいいと思います。

使ってみた感想です
音質について(全般)
高音質を追求するクラスの製品ではないと思いますが、シャリシャリ感もなく、聴きやすい音です。低音のボリューム感、臨場感などは期待できないと思います。
BGMとしてクラシック音楽などを、小さな音で聴く目的では最適だと思います。
音量も手元において聴く分には十分です。
ひとつ気になる点は、CDとラジオの音量が違って聞こえます。CDからラジオに切り替えたとき、ラジオの音量が若干大きく聞こえるため、ボリュームの調整が必要な場合があります。
CD
本格的なオーディオ機器とは比較できませんが、ステレオ感はそれなりにあります。このクラスのコンパクトステレオでは、モノラル?と変わらない音質も少なくない中、がんばっています。
低音・中音・高音の調整ができて、ある程度好みの音質になります。やや低音不足は否めませんね。
SDカード、USB
通常のUSBメモリーはもちろん、iPod/iPhoneも直接接続できます。聴きやすい音です。iPod本体からの選曲もでき便利です。(充電もできます)
SD/SDHCカードも32GBまで対応しています。ただ、いずれも容量が多いと再生までに時間がかかるため、8GBまでを推奨しています。
ラジオ
FMの音質・感度は、地域や建物などの条件に影響を受けると思いますが、私の環境では非常にクリアでな音です。同様にAMについても雑音が少なく聴きやすい音です。
本体にあるボタン一つでSDカード、USBに録音できます。聞き逃したくないニュースや番組のお知らせなどを、ボタンを1度押すだけで録音できます。たいへん便利です。
ヘッドホンでの音質
ヘッドホンで音楽を聴くことも多いのですが、十分な音量と聴きやすい音質です。
本体の使い勝手は良いです
この製品で一番気に入っているのが、本体の使いやすさです。私の場合は手の届く場所に置いて、CDやラジオを聴くことが多いため、前面パネルにボタンが集約されたデザインは、ストレスを感じない操作性で非常に楽です。
リモコンは使いにくいです
リモコンはボタンが多過ぎですね。音質や時刻設定など多くの機能設定をリモコンで行うため、ボタンがいっぱい並んでいます。直感や指の感覚では操作しにくいです。
リモコンでよく使う機能は、音量調整、選曲、CDやラジオの切り替えだと思います。よく使うボタンを大きくして欲しいですね。
私は本体に手の届く距離に置いており、リモコンは使わないです。
総評
多機能でありながら、本体の使いやすさを追求したコンパクトステレオですね。SDカードやUSB対応などの便利さも備えており、コストパフォーマンスはとても良いと思います。
発売から5年以上経過しており、ハイレゾ対応などはありません。しかし基本性能がしっかりしています。デザインも価格不相応な高級感を演出せず、昔のオーディオ機器の雰囲気を残しており好感が持てます。
KENWOODは古くからのオーディオブランド。ビクターと統合してからもJVCケンウッドとして、オーディオメーカーらしい製品を作ってくれています。
